Concept

肩こりと腰痛の関係

肩こりが引き起こす腰痛の原因とは?

肩こりがただの
疲労やストレスからくるものと
思っていませんか?

実は、肩こりは腰痛と
深い関係があります。

猫背や姿勢の崩れによる骨格不良が
肩こりを引き起こし、

結果的に腰を反らせることで
腰に負担がかかるようになり
腰痛の原因となってしまいます。

また、肩と腰は筋膜で繋がっているため
肩の不調が腰にも影響を与えるのです。

肩こりを改善することで、
腰痛の予防にも繋がることを
覚えておきましょう。

猫背と肩こりが腰痛を引き起こすメカニズム

猫背や姿勢の崩れは、
肩こりだけではなく
腰痛の大きな原因となります。

特に猫背が進行すると、
背中が丸まり
それに伴って腰が過度に反り返る

「擬似反り腰」

の状態になりがちです。

この姿勢の変化が
腰に負担をかけ
慢性的な腰痛に繋がります。

肩こりを感じる時には
同時に腰にも負担がかかっている
可能性が高いことを意識しましょう。

しかし、猫背を改善しようと

・無理に肩甲骨を寄せたり
・背筋に力を入れるのは

逆効果です。

これらのアプローチは、
姿勢を一時的に整えているように見えて
実際には、筋肉の緊張を悪化させ

腰痛をさらに引き起こす
リスクがあります。

また、肩のコリをマッサージで
一時的に緩和するだけでは
根本的な解決にはなりません。

猫背や姿勢の崩れを
根本から改善するためには、

日常生活の中で正しい姿勢を意識し
身体全体のバランスを
整えることが重要です。

筋膜の繋がりが肩こりと腰痛を結びつける

肩と腰は「筋膜」という
結合組織で繋がっています。

筋膜は、全身を覆う
ネットワークのようなもので、
肩の緊張が腰にも影響を及ぼします。

肩こりが長引くと、
この筋膜を通じて緊張が腰に波及し
腰痛を引き起こす可能性が高まるのです。

当院では、
運動学習や筋膜療法などを用いて
全身のバランスを整える

多角的なアプローチを
行っています。

これにより肩こりは、
腰痛の根本的な改善が期待できます。

また、肩こりの原因が
実際には肩にない場合も多いです。

筋膜の繋がりを考えると、
肩こりと特に関連が深いのは
臀部(お尻の筋肉)です。

お尻の筋肉が硬くなったり
機能が低下したりすると
その影響が肩まで及び、

肩こりを引き起こすことがあります。

同時に、お尻の筋肉の機能低下は
腰にも悪影響を及ぼし
腰痛の原因となります。

そのため、肩こりを軽視せず
早めのケアが重要になります。

肩こりを放置すると
腰痛や全身の不調を引き起こす
リスクがあるため

適切な対策を取ることが
将来的な健康維持に繋がります。
Related posts

関連ページ